テンカオ使いすぎ

マッハ!!!!!!!!」を見た。別に宴会芸「マッパ!!!!!!!!」の参考にしたかったわけではなく、夏から見たいなぁと思っていたから見た。
すげぇ。ハンパじゃないアクションの連続。ややもすればあまりにも目に付くアクションシーンがうざく感じるかもしれないが、それを越えるともう引き込まれる。「なんだあれ?」というような動きばっか。ソーク、テツなどの基本攻撃以外の技もあったが、それでもこれを見たらムエタイのすごさは一発でわかるはず。格闘技好きな私から見れば、首相撲の攻防がよかった。首を抱えうまく相手をコントロールし、ヒザ。さらには首を抱えた相手との距離に応じて二つのティーカオを使っているあたりは「いいねぇ」とニヤリとした。
私は寝技大好き人間だが、これ見ると打撃やりたくなる。怪我良くなって研究やらなくてよくなったら、高いレベルの柔術と、新しいものへのチャレンジでアマ修斗やりたいなぁ。あくまでも希望だが。
アクション映画にありがちなストーリー性の弱さはこの作品でも感じられたが、アクションである程度カバーしていた。トニー・ジャー頑張れ。
ジャッキーをパク・・・じゃなくてオマージュなのか、エンディングは撮影風景とNG集。バックにはちょっと高いおっさんの声の歌。ずっこけるお笑いNG以外に痛々しいNGもあり大変さが伝わってきた。タイには消火器がないのかな、と思った。