GWに田中角栄特集している番組を見た時にこの本が紹介されていたので読んでみた。
最終学歴高等小学校卒業で総理、日本列島改造論、ロッキード事件といった、簡単な知識しか知らない状態で読んだけれど、生まれから亡くなるまでの田中角栄の行動と業績がおおまかにわかった。
一番惹かれた部分は、若いころ、総理時代よりも、倒れた後のこれまでを回顧している終盤と「長い後書き」だった。本人以外が書いたモノローグだけど、これで田中角栄という人がどういう人か本当に伝わってきて、長い後書きではいかに今の日本に深く貢献しているかがわかる。
難しくなくさらっと読める。
- 作者: 石原慎太郎
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2016/01/22
- メディア: 単行本
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