クリア

アンチャーテッド 黄金刀と消えた船団』クリア!!!やった!!!
めっちゃくっちゃおっもしっろかった!!!傑作!!!素晴らしい!!!
前作を超えた面白さと壮大な舞台。前作の1日の出来事に対し4ヶ月前から紡ぐ広大なストーリー。アングルや一瞬見えるカットから次の展開を想像させる映画のような見せ方。映画より断然面白いPLAYする映画だった。本当に映画より面白い映画のようなゲーム。
面白さとグラフィックに必ずしも関係があるとは思わないが、このゲームをやった後では面白さとグラフィックは関係あると言ってしまう。それくらいすごい綺麗。
光の入射、反射、逆光、雪上の足音、ジャングルの湿っぽさ、水の表現、各キャラクターの表情ととにかくリアル。本当に映画を見ているみたいだった。水なんか歩くと発生する波紋も鏡のように映り込む水面も現実そのもの。HDゲーム最高峰じゃないかと思うくらいだった。もはやゲームじゃないよ、と思えるくらい。ここまで進化したんだな、と驚いた。
リアルさは風景だけではなくピントにも現れている。照準を遠くに合わせようとすると最初は手間がくっきり見え、その後遠くにピントが合うようになる。乗り物に乗っていると周りの風景はボケてスピード感が出ている。「自分が見ようとするものはくっきりと見え、その周りはボヤけて見える」という人間の視界が忠実に再現されている。
システムも盤石。ゲーム開始時のロード1回以外はゲーム終了するまでロードなしの快適性。自分がプレイしているシーンとムービーシーンの間に差のないシームレス&リアル演出。辞め時は見つからないし本当にその世界にいるかのように移入できるしと最高の面白さ。
謎解きは前作より難しくなっていたような気がする。それでもほぼ不可能というような意地悪な謎はないし立ち止まって悩んでいるとヒントは出る。一番ハマッたのは『シェーファーを救え』の円柱の記号だった。4つのオブジェクトを置くまではよかったけれどその後の円柱をどう揃えるのかでハマッてしまった。そんな悩んだ謎ほど解けた時に嬉しいのではあるけれど。
ここいけんじゃね?で飛んで届かず、RPGを敵と接近した状態で撃ち、列車の信号にぶつかり、背後から迫られているのに気付かず前方を撃ち続け、戦車に轢かれ、と死にまくりつつもなんとかクリアできた。死んでも直前からやり直せるのがこれまた親切。
ラスボスは鬼ごっこ状態でマジ手が震えてしまった。コントローラのデュアルショックのせいではなく本当に手が震えた。振り向いていきなり掴まれたり見失っていきなり後ろから襲われたりした時は全身ブルブルした。手に汗握る攻防とはまさにこのことだった。化け物は前作のほうが気持ち悪かったので今作はまだ耐えられた。それでも怖かったけど。
エピローグで場面が切り替わった時は思わず悲しくなったが、その後安心。こういう見せ方も映画のようで素晴らしい。「4だよな。」
クリアした後も興奮がおさまらない。やってよかった!と心から思えるゲーム。こんなに面白いのにマイナーなタイトルなのがもったいない。かくいう自分も最初は全く興味なかったけれど。これからちょこちょこトロフィー集めたりメイキングムービー見たりしようかな。
ぜひぜひ続編希望!!!