本当にあった汚い話

今日家への帰り道でめちゃくちゃビッグベンがしたくなった。最初はちょっとお腹グルグルしているだけだと思ったら指数関数的に意of便が高まった。
「今から戻ってトイレ行くかな、それとも家まで帰ってトイレ行くかな」の選択で「家のトイレ」を選んだ直後に猛烈な意of便。ぬぁぁぁぁぁ。
耐えがたきを耐え、忍びがたきを忍・・・べないって!そんなに冷静じゃいられないって!ゴールドウォーターに比べビッグベンはなぜ耐えるのが難しいんだろう。そしてなぜゴールウォーターには波がなくビッグベンには波があるんだろう。寄せては返す波、「寄せては」で一時の安心を得て「返す」で地獄の苦しみを味わう。
久しぶりに脂汗と冷や汗のコラボレーション。あまりにも急激に意of便が増加するのでガクガクと全身が震えてきた。なぜ私の体の中にこんなものが巣食っているのかと本気で疑問に思った。ちょっとの揺れが直でアスタリスクに影響する。
「少しのユレも許せないせこい人間になってたよ(某'z」
「たたりじゃ!たたりじゃ!(by某村)」
「殺す気か!(by某倶楽部)」
様々な思いが頭の中をよぎった。ちょっとだけ走馬灯も見ちゃった気がする。
家までの間「早く帰りたい、早く帰りたい、早く用を足したい、早く用を足したい、じゃあ今しようか、じゃあ今しようか、そうだ今しよう、そうだ今しよう」とぐちゃぐちゃな思考回路になった。
これまた不思議なもので極限の状態になるとなぜか「あ、別にしちゃっていいんじゃないか」という選択肢がポッと浮かぶ。私だけだろうか、あの天使か悪魔かわからない囁きが聞こえるのは。
もうわかる人にはわかる「『しゃがむ』ような体勢になることすらできない」状態。「家の鍵閉めずに朝出ればよかったー」とこれまた変な思考になるくらいやばかった。
ギリギリ、本当にギリギリだった。カウント2.9。日本武道館超満員札止めの観客が「ウォォォォ!」と足踏みをするくらいの状況。


勝った、猛烈な意of便と猛烈な誘惑に勝った。


DAKARA小泉今日子の「私の中の、よからぬものが、ジョジョビジョバージョビジョバー」どころじゃなかった。
ビッグベンとのビッグマッチ後はしばらく動けなかった。うつ伏せになって両手両足を広げたれぱんだ状態でしばらくぐったりしていた。我慢している時の緊張もあると思うけどこんなに疲れるとは思わなかった。
これだけ辛い思いをしても生きていこうと思う。人間って素晴らしい。


本当に汚い話でごめんなさい。でもこの激闘は書かずにいられなかった。ベストバウト。