『FREE-UKES』を聴いた

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サザンのメンバーで、ムクちゃんこと関口和之の10年ぶりのソロ作品。タイトルのとおりウクレレミュージック全開で、静かな気持ちで暑い夏の日を過ごしたい時にぴったり。冬は冬できっと明るさを求める時に合う気がする。


ラジオで『恋する第三京浜』を聴いた時にとても爽やかで気持ちよく、目の前に青空が浮かんできて即購入を決めた。この曲が何度も聴けるのはCD買ってよかったなあと思う。


その他の曲もたまらないウクレレミュージックや口笛揃いで、とにかく朗らかで幸せな気分でいられる。


高木ブーさんが歌う『パパの手』は高木ブーさんの声と歌詞が優しく心の中に優しい水のようにしみわたってくる。MVも公開されているけれど、ブーさんと娘の昔の写真・映像などが使われていて、よりこの曲に込めたブーさんの気持ちが伝わってくる。
全ての子どもを持つパパにこの曲を聴く5分という時間を与えられてほしい。絶対に後悔しない。後悔しないどころか自分は泣いてしまった。良い父ではないし日々の生活に忙殺されてうまくできないことばかりだけれど、子どもが生まれた時に思った気持ちと、小さいころから繋いでいた子どもの手のぬくもりは忘れないようにしたい。ブーさんに泣かされた。
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『LOVE AFFAIR〜秘密のデート~』はウクレレアレンジが素晴らしくて、本来の切なくセンチメンタルな部分が良い意味で薄められて、明るくウキウキする曲に変わっている。歌詞なしなので、歌詞がなければこの曲調は素晴らしくアリだと思う。



その他にもオールナイトニッポンでおなじみの『BITTERSWEET SAMBA』、ムクちゃんのラジオ番組のオープニングで流れる『LOVE』など心地よくリラックスできる曲がいっぱい。『涙のキッス』は先日ラジオでボーカルが今どうしているか消息がわからないという話を聞いて驚いた。最初に収録された『World Hits!- of Southern All Stars』での1曲目の『涙のキッス(a cappella)』がほんの数十秒だけどとても印象的な声で、今も活躍していると思っていただけにびっくりだった。


FREE-UKES、いいなあ。
じっくり聴くのもよし、何か作業しながら聴くのもよし、とにかく気持ちよく今を過ごしたいならFREE-UKESを耳に入れよう。
音楽は偉大で、素敵で、そしていつも寄り添ってくれる。ありがとうムクちゃん、音楽は幸せだ。