『ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人』を読んだ

これは面白い!
事件とその謎解きにあっとさせられたのはもちろん、解決までにその「あっ」を何度も言わせてくれたマジシャンの叔父に喝采。新しいヒーロー誕生?と思わせるくらい魅力的な人物だった。
ネタバレは避けたいけど、とにかく面白いしマジック要素溢れる小技の連続に心地よくなる。続編がぜひ読みたいなと思った。事件+マジシャンでこうも見え方が変わるとは。


ちなみに、無茶苦茶最後のショーの後が気になる。うわ、気になる!と思ってページをめくると真っ白なページ、つまり話が終わっていたのは、東野圭吾がこの作品に入れた最後のマジックなのだろうか。やられた。

ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人

ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人

  • 作者:東野 圭吾
  • 発売日: 2020/11/30
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)