三沢光晴を思う日

6月13日、三沢光晴の命日。2009年のあの日から今日で11年。
自分のスーパースターの一報を知って、その後訃報を知り、それから泣き続けた日々は今でも鮮明に思い出せる。11年かけて悲しみは少しずつ克服できてきたけど、喪失感はずっと残っている。


来年で十三回忌になる。早いな。享年46歳だったから、生きていたらそれでもまだ還暦前ということになる。46歳での終わりはあまりにも早すぎると、11年経つとよりわかってくる。


三沢光晴名試合を見ながら今年もスーパースターへの感謝を心の中で伝えた。三沢がいなかったら、立ち上がることの大事さがわからず、諦めと妥協に満ちた人生だったと思う。ずっと勝ち続けることよりも、負けてから立ち上がることが大事だと三沢の姿から学んだし、そうやって立ち上がろうとする人を応援しようと思えるようになった。
辛い時に聞くスパルタンXは本当に体の内側から命が燃えてくる。もう少し頑張ろうと思える。


生きていてほしかったなぁ、引退後の三沢が見たかったなぁと毎年この日に思う。