龍が如く7トロフィーコンプリート!!!

トロフィーもコンプリートして龍が如く7完全クリア!!!たっぷり堪能した!
以下ネタバレありの感想。


龍が如く7と龍が如くを名乗っているけど、主人公は桐生ではなくなり、システムもアクションからRPGに変わりと、あまりにも変化が大きくて最初は買うのを躊躇していたけど、龍が如くがやっぱり好きということで発売日前日に買うことを決断してよかった!


冒頭いきなり極道の世界とは全く関係ない演劇から始まって「え?えっ?」だったけど、クリアした今となってはそれも最高のフリになっていて、やっている途中に「冒頭もう一回見直したい!」と思えるものだった。


そして実際に本編が始まると、新主人公の春日一番の身代わり出頭、獄中生活から18年と復帰、そして復帰直後会いに行った”親父”に撃たれる……とドキドキする展開の連続に早くも「7面白い!」になった。


冒頭だけじゃなく、クリアまでずっと感じられることだけど、主人公春日一番は大成功だと思う。今の時代桐生のような生き方はちょっと堅苦しいところもあるし、6までに積み重なった背景などが重すぎて今更真新しい生き方を取り込むのは難しいと思う。そんな中に桐生とは異なる性格、生き方の春日はパーンとハマッたと思う。ネアカ、ガキっぽい、思いっきり豪快、考えたら突っ走る、そして情に熱い……今の時代に合う等身大のヒーロー、主人公だなと感じた。


システムのほうはRPGは「アリ」だなと思った。操作でいろいろな技出せるアクションのほうがいいなと最初は思ったけど、スキルが増えていく中で別にRPGでもいいじゃんと思えてきたし、仲間が増えることで「RPGのほうがいい」と思えてきた。今までの龍が如くでも仲間と共に戦うというのはあったけど、あくまで操作できるのは主人公だけで、仲間はオートだった。それが今回は仲間も操作できるということで、より「仲間と共に進む、仲間と共に困難を乗り越える」という体験を味わえた。
街中の物体などに引っかかってなかなか攻撃モーションが始まらない、RESISTの場合硬すぎるなどまだ粗もあるけれど、ゲーム性損なうほどのものではないし、今後改善されていくと思われるので、RPGシステムが今後の龍が如くのスタンダードでもいいのかなと思った。ま、ここはぶっちゃけアクションでもRPGでもいい。


サブストーリーやミニゲーム龍が如くシリーズらしく非常に濃密なもので、思いっきり楽しめた。特にサブストーリーはクリア前に全て出現させてコンプリートするくらい楽しかった。今回のバイトクエストもやりこみとしてしっかり面白く機能していて、ついついメインストーリー止めてずっとやっているということが多々あった。


サブはもちろんメインストーリーは本当に素晴らしかった。細かい粗や展開は置いておいてもいいくらいしっかりとした「龍が如く」だった。歴代の登場人物も出てくるし、特に真島と冴島が出てきた時は思わず声が出るくらい驚き、体中が熱くなった(そしてゲーム中ここが一番強くて初めてゲームオーバーしてレベル上げした)。
春日一番という男、異人三の真実の姿、ブリーチジャパンという正論正義マン団体が横浜伊勢佐木異人町で複雑にやり合い、そこに青木遼、沢城、荒川の親っさんという男たちが絡んでくることで一気に燃え上がってくる。異人三の謎や荒川組寝返りの謎だけではなく、”本当の父親”についての謎についても真実が見えてくると、もうプレイしているのが楽しくて楽しくてしょうがなくなる。でも全体が見えてくれば来るほど終わりが近付いてくる。全てが見えた時にはクライマックス、そしてエンドロール。まだまだやりたい!という気持ちと終わってしまったという達成感が入り交じった気持ちいい終わり方だった。


龍が如く、正直6の遥の生き方と桐生の終わり方が残念でもういいかなと思っていたけど、7で一気に盛り返した気がする。8が出たらきっと、いや絶対に買うな。
春日一番ありがとう!!!