バブル時代の嫁姑問題からとんでもなく予想外の展開をするシーソーモンスターと、近未来で運び屋がAI絡みのこれまたとんでもない大きな話に巻き込まれるスピンモンスターの2編。どちらも200ページ前後という中編で読み応えがあった。
特にシーソーモンスターは普通の話かと思ったら嫁が実は……さらに他にも……という読んでいてどんどんわくわくする設定がとても良かった。こういうぶっ飛んだ話読むと現実の世界からちょっと離れることができて気持ちいい。
- 作者: 伊坂幸太郎
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2019/04/05
- メディア: 単行本
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