爆弾小僧ダイナマイト・キッド

ダイナマイト・キッドが亡くなった。過去の映像ではなく当時の試合として見たのは(VHSだけど)96年のみちプロの竹脇だったので、全盛期のダイナマイト・キッドではなく線も細くなっていたけど、それでも独特のオーラと頭蓋骨骨折から復帰直後のサスケに容赦なくツームストンかける姿にはプロレスラーの怖さがあった。
その頃初代タイガーマスクもムックやビデオで調べていて、タイガーマスクという伝説と共にライバルのダイナマイト・キッドのすごさも学んでいた。ちびっ子にとってはタイガーマスクだけではなく、そのライバルの魅力もガンガン伝わってきていた。パンパンの体、プロの姿勢、写真一枚見てもわかるものがあった。


ステロイドで体をボロボロにして引退後の車椅子生活は知っていて、何号か前のGスピリッツでもダイナマイト・キッドの記事があり、かなり体調が悪いことは知っていた。それだけに厳しいとはわかっていたけど、それでも60歳は若すぎる。


昭和の名レスラーがまた一人天国プロレスに移籍してしまった。合掌。