『ぼっち村2』を読んだ

農業経験ゼロの漫画家が一人(ぼっち)で移住し(村)野菜を作りそれで生きていこうとする実録マンガ。1話が2ページなのでサクサク読める。でも内容は素人目線で一生懸命(時にはふざけて)描かれているので結構内容は濃い。土作りや害虫駆除、売れる野菜とは何かなど、試行錯誤しながら毎回のどかな田舎の風景を届けてくれる。過疎地域の現実や、農業で生計立てるのは本当に厳しいというシビアな面も描かれている。
1巻は紙でも発売されたけど、今回は電子書籍のみ。紙でも出て街中にこのぼっち村が少しでも存在感を示してほしかった。本気でこの本が売れるか話題にならないと日本の食の未来、日本の地方の未来はないと思うぞ。
このシリーズがもっと話題になることを強く望む。

ぼっち村2 (SPA!コミックス)

ぼっち村2 (SPA!コミックス)