気分は大島優子(以前のCM)

我が生活の足シグナスが前回のオイル交換から3000km走ったので、オイル交換しようと思ったけど、オイル容量900ccと少ないし、交換した後の廃油処理が面倒だなと思いバイク屋さんでやってもらうことに。いつもお世話になっているし工賃で少しでも貢献できればと。


寒さはあるけど太陽がよく出ている午前中にブイーンっとバイク屋さんへ。オイル交換をお願いした上で、トリシティ155を試乗させてもらった。実はこれが工賃貢献以外でバイク屋さんに来たもう一つの目的だ。

トリシティ155

バイクなんだけど二輪じゃない、フロント二輪の合計三輪のバイク。後ろが二輪のトライクとは違って、車両法としては完全に二輪扱い。最近は交番の見回り用車両にも採用されているらしく、125ccのほうのトリシティに乗ったお巡りさんを良く見かける。
元々2014年に125ccのトリシティが出た時からフロント二輪のバイクってどんな感じなんだろうと思っていたけど、試乗車があったので試乗お願いさせてもらった。


フロント二輪といえども基本的にはバイクなので、まあ戸惑わないだろうと思って乗ったが、いい意味でまんま二輪だった。乗る前は、もっとフロント二輪感があって普通のバイクと違うのかなと想像していたけど、普通に走っている分にはビッグスクーター、原二バイク乗っている感覚と一緒だった。これなら他の二輪からトリシティに乗り換えても最初から問題なく乗れるなと思った。


そして最大の醍醐味はフロント二輪の安定性を感じる乗り方。よくある目の前の信号が赤から青になるかもと思って、微妙なアクセル操作で低速走行をして足をつかずに進む二輪あるある。いわゆる公道自分の気持ち一本橋(多分誰も言っていない)。
普通の二輪だと超絶うまい人以外はあまりにも低速になるとふらつくけど、トリシティはフロント二輪で安定性を確保しているせいか、同じような低速でもそうなることはほぼなかった。これだけでもすげえと感心した。
さらにワインディングはもっと感心、感動。フロント二輪の安定性が思いっきり活きている。思い切ってぐいっと車体曲げて曲がってみたけど、すいーっとついてきてくれた。なんという安定性、いやあ、いいね。

ただ、注意しないといけないのは155ccにしては若干重いところ。シグナスと同じ感覚でブレーキングしたら制動距離が思ったより長くて最初はちょっと焦った。それでもこれは慣れだと思う。


125cc版トリシティと違って155cc版だと自動車専用道路も高速道路も走れるから、高速道路とまではいかないけど自動車専用道路が多い郊外に住んでいる人にとっては需要があるかも。
リーン!とフロント二輪のトリシティ、試乗面白かった。そしてオイル交換ありがとうございました。