MotoGP決勝の日。早朝にチェックアウトして朝日に照らされながらツインリンクもてぎへ。
7時前に着いたのに早くも2輪天国。駐輪場行く以前にツインリンクもてぎ向かっている時点で前にも後ろにもバイクがいて大集団ツーリング状態になっていたから想像できたけどね。
サーキットではモータースポーツ好きの幼馴染とも会えて、ロッシのポールトゥーウィン見たいな、チャンピオンは無理でももてぎで優勝する姿見たいよなとか盛り上がっていた。
ところが、そんな期待を全て打ち砕く決勝レース。2位につけていてさあこれからという序盤でまさかまさかのロッシ転倒、そしてリタイア。この時点でYAMAHA応援席は悲鳴、そして呆然とした静寂。自分も本当に何が起きたのか信じられず、ロッシ転倒後の数周は記憶が曖昧。
さらにのこり5周切ったあたりでもう一人のファクトリーのロレンソも転倒リタイア。ロッシ転倒の時点で7割くらい沈んでいたけど、これでもう決定的だった。ワイルドカードで出ている日本人の中須賀の走りももうただただ眺めているだけだった。
フリー走行も予選も一度も転倒しなかったロッシがまさかの転倒。今でも信じられない。贔屓目抜きで会場の7割くらいの人が46のロッシグッズを身に着けていたので、本当に静かなお通夜状態だった。日本でロッシの優勝が、優勝争いが見たかったのに、まさか完走すら見られないなんて。本当に辛い決勝観戦だった。
失意の下茂木から帰宅。金曜からホテル移動も含めた合計660kmのMotoGPツーリングは全く予想だにしなかった結末だった。
