いつか交流してみたい

月曜朝のコンビニへの雑誌買いは大体朝4時過ぎに行くけれど、いつもコンビニ前のベンチにおじいちゃんおばあちゃんが座っていて、元気な声でおしゃべりしている。


「あんたここまで歩いて来られるなら元気だよ」「今日は涼しいね」と言った会話がコンビニに到着する10メートル以上手前から聞こえるので、かなり元気なようだ。大声で近所迷惑が……と少しは考えてしまうが、田舎でそんなに家もなく、かつ(多分お年寄りなので)長く喋り続けることがなく実際にはうるさいとは感じない。
ジロジロ見ると不審だし相手もいい気分はしないだろうから、コンビニ入る時にちらっと見るとみな手にコンビニコーヒーらしきカップを持っている。コンビニの売上に貢献しつつ地域コミュニティを作っているのか、なるほど。


9月に入り、4時だとまだ真っ暗に近い感じなのだが、それでもおじいちゃんおばあちゃんは集まっている。夏場は明るくなるのが早いからその時間にいてもあまり不思議には思わなかったのだが、秋が近づいてきても変わらない。
去年の冬はどうだったかな……思い出せないが、冬になっても毎朝4時に集まっておしゃべりしていたとしたら元気すぎる。もうその習慣だけで長生きできる気がする。それとも朝までオールしているやんちゃなおじいちゃんおばあちゃんで、これから家に帰って寝るのだろうか。


まだまだ近所には謎がいっぱいある。これだから早朝散歩はやめられない。
あれ、そんなおじいちゃんおばあちゃんの生活に気付き同じ時間を過ごしているということは、私ももうおじいちゃんなのだろうか。朝スタンダップばっちりだからまだまだ元気じゃて。