ほんほんほん

学生時代は本が拠り所だったなあ。今でもだけど。
大学生協での割引はあるので、取り寄せとかは町の本屋より生協をよく使っていた。古本屋にないものであればなおさら。
ボロアパートで音楽もかけずテレビもつけず、小説を読むことに夢中になる。なんて至福の時間だったんだろう。数百円の活字の世界が無限大の可能性の世界に連れていってくれた。
読んだ本全ての内容を覚えているわけではない。何にでも当たりハズレはあるので、時々出会う人生観を変えるような衝撃や感動が世界を広げてくれた。
本が学生生活を楽しくしたり救ってくれたりすることは多々あると思う。と、いうわけで、ちょっと強引だけど、大学生協は本を激安にしたほうがいい。
バカでも本を貪り読みたい時がある。そういう風に貪り読んだことが何か将来のためになるかといったら、ならないことのほうが多いかもしれない。でも学生時代に貪り読んだ経験は一生体に沁み込んで、ふとした時に自分を救ってくれる、はず。
だから、やっぱり強引だけど、生協は本への目覚めを促進させるようなことをして、激安で本を売ってくださいな。
落ちこぼれを救え、生協(最後まで強引)。