お水関係の話

この前シャンプーのことについて書いたが、シャンプー・リンスの詰め替えのことも書きたくなった。
洗髪中目を瞑っていてもどちらかわかるようボトルに凹凸があるのは有名で知っていたが、詰め替えのほうにもさりげない配慮があるとは知らなかった。
詰め替えパックの切り口に「シャンプー」と書いてある。当たり前のことのようだが、個人的には「工夫しているなあ」と思った。
詰め替える時に使用者は必ず切り口を見る。もちろん切るため。使用者が100%目を向けるところに大事なことを書く。最悪切る直前に間違いに気付く。だから詰め替え間違いが起こりにくくなる。シャンプー・リンスの詰め替えを間違えると他の容器に入れておくわけにもいかず大変困る。それをまさに水際で防げるこの切り口の表示。うーん、工夫しているなあと思った。
自分が詰め替えパック開発する人だったらどこにシャンプー・リンスと入れるかと考えたら、切り口とはすぐに思いつかない。もちろんいろいろな検討の末に切り口に表示することにしたのだと思うが、素直にすごいなあと感心する。パックの中央に書かれるよりも切り口に書いてあるほうがずっと便利だ。
そう考えると身の回りには利用者に気付かない様々な工夫がある。気付かないけどあると便利な工夫を一生懸命している作り手に感謝。