白鵬?朝青龍?話にならん!!!

CLUB SEGA新宿西口店でバーチャ5Rのロケテストに参加してきた。ロケテストやっているのがここだけで、しかも実施期間が4月18日〜24日と一週間弱だったので行くしかねえと思い新宿へ。
筐体のムービーを見るとVF5Rの"R"は"Rival"と"Return"の意味らしい。新キャラは空手がベースのジャン紅條と相撲がベースの鷹嵐。ジャン紅條はタメ技が豊富にあるようだったけれど、使っている人はいなかったのでどういうキャラなのかはわからずじまい。
遂に、遂に、遂に!VF3, 3tbにしか鷹嵐が復活ッッッ!!!バーチャシリーズで唯一消えたキャラ鷹嵐。膝でも倒れない、投げられた時のモーションが他キャラと違う鷹嵐
鷹嵐鷹嵐鷹嵐ッッッ!鷹嵐というかTK嵐!まさに世界のTK。まさか21世紀になって鷹嵐が復活するとは。国技の危機が叫ばれている今、世間はやはりこの男を待っていた。
もちろんロケテストで使ったのは鷹嵐。使った感想を挙げると、まず鷹嵐を使えただけで感動。VF3の頃より映像が格段に進歩し、きれいなジャイアンならぬきれいな鷹嵐になっていた。鷹嵐ステージは土俵というより土俵リングという感じだった。
使い心地としては、3の頃よりも全体的に技が速い感じがした。3のほうが重さがあったように思えるが、VF5Rの全体的なゲームテンポのせいかもしれない。
倒れない具合は3ほどではないが3tbの感じはあった。やられた感じだと鷹嵐限定コンボっぽいのもあった、というかやられた。投げられモーションも独自になっている。ウルフのジャイスは回転回数は少ないし距離も飛ばしたというより置いたという感じだった。
技は3ベース。かちあげ、斬撃からの空中コンボは健在。パンチ、ではなく鷹嵐の場合突っ張りは6発まで出せた。中突っ張りは3より一発増えていた。露払いは2発目が当たっても通常ヒットでは倒れなかった。P+K+Gで立合いの構えという新しい概念ができていたけれど、使いどころがよくわからなくて使いこなせなかった。投げは現実の相撲では禁じ手のさば折りが追加されていた。
いろいろとやってみたかったけれどロケテストで対戦が主だったので、対戦しながら技を確認していくためあまり知ることはできなかった。ロケテスト筐体は2台で、負けると次の並んでいる人が入るのでなかなか鷹嵐の5仕様が掴めなかった。でも鷹嵐が使えたということに感動。勝利時はカメラにぶちかましを食らわすポーズがあった。
ロケテスト場には「ロケーションテスト諸注意」という紙があり、新システム紹介とキャラ技表があった。これを見ると既存キャラの変更点も多くあるようだった。紙には「ゲーム画面、各種印刷物の撮影は固くお断りいたします。」と書いてあるので撮影できなかったのが残念。
とにもかくにも、長年の夢「鷹嵐復活」が叶っただけで満足。ちゃんと使えれば強力なプレイヤーになりそう。いや、なれるはず!ゲーム全体としては、ますます初心者が始めづらいゲーム性になっているような気がした。裾野を広げるようになっていくのかな、とちょっと心配があった。バーチャシリーズは最初の壁を乗り越えれば長く楽しめるゲームだけにここらへんも頑張ってほしい。
鷹嵐最高!