表題作と『A MASKED BALL』の二作品があるが、『A MASKED BALL』のほうが面白かった。学校、離れたトイレ、トイレの落書き、落書きの掲示板、やがて起こる奇怪な出来事―――読んでいて続きがどんどん読みたくなるような設定に魅了された。クライマックスの夜の校舎の場面は文章から緊張の情景と恐怖の感情が伝わってきた。面白かった。
- 作者: 乙一
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2001/07/01
- メディア: 文庫
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